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新年のご挨拶
新年のご挨拶
理事長 手倉森 忠行
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
今年の始まりはびっくりする災害で始まりました。正月の1日に発生した、能登半島の地震と津波です。正月だったこと、半島での発生だったこと、震度7での土砂崩れも多く発生したこともあり、援助の手が届きにくく、未だに避難場所の情報や状況把握が困難な地区もあります。一刻も早い援助をと願うばかりです。また改めて地震・津波による被害を想定した原子力発電所の在り方や住民避難についても考えさせられました。
翌2日には日航機と海上保安庁の能登へ向かう飛行機が羽田空港で衝突、炎上しました。日航機の乗客乗員が全員無事に脱出できたのは奇跡的でしたが、海上保安庁の乗員には亡くなった職員がいました。
これらの情報もテレビやラジオ、スマホ、ネット情報等によって私達は知ることが出来ました。情報網を維持している通信回線やネットワークは現代の必須インフラになっています。世界で起きている戦争や災害の情報も同様です。
これには電気の供給が必須です。医療、交通、IT通信等すべて電気の供給あっての事です。スマホもパソコンも電気が無ければ機能しません。
私達は電気管理技術者として電気の供給のため、地震・津波・雷・台風等、また変電設備機器の故障等による停電の復旧も大切な仕事です。
停電等への対応として電気管理技術者協同機構の「保安連絡センター」は24時間対応しています。「保安連絡センター」の利用が無い事が一番ですが、万一の時には活用して電気の安定供給に貢献していきたいと思います。
皆様におかれましては新型コロナウィルスやインフルエンザ、病気・怪我等にも充分注意して行動して下さい。総会や各種講習会等でお会いできることを楽しみにしています。
「電気管理技術により社会に貢献する電管協」を目指して、今後とも皆様のご支援、ご協力を頂きながら、電気管理技術者協同機構を運営・発展させていきたいと思います。本年もこれまで以上のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
これをもちまして新年のご挨拶とさせていただきます。(2024年1月吉日)